世界は環境問題をどう見ているか(59)

Toyota's next EV motor could use 50 percent less rare earth metals
トヨタの次期EVモータはレア・アース使用量を50%減らすことができた

 今回は、レア・アースの話です。この枯渇は世界的に問題になりつつあります。トヨタと言えばハイブリッド車プリウスで有名ですが、そのトヨタの技術者らは、それを克服するような技術を開発し、実現しようとしております。出典は、米国Yahooです。


https://www.yahoo.com/news/toyota-apos-next-ev-motor-153900006.html

2018. 2. 21

<本文>
トヨタは電気自動車に必要なレア・アースに量を半分にした磁石を開発した、これはその材料の枯渇危機を抑えるのに役立つことになる。
他の自動車メーカーと同じように、以前からトヨタネオジウムテルビウムそしてディスプロシウムなどを電気自動車に使用していたが、2025年にはその需要が供給を上回ると目されている。新しい磁石は代替としてランタンやセリウムを用いたものであるが、それらは存在量が豊富で、コストは20分の1である。
現在、ネオジウムの枯渇は電気自動車市場では深刻なニュースということになり、既にその結末は見えている。昨年、中国での違法な採掘に対する取り締まり(そこは地球のレア・アースの80%を供給する)により、ネオジウムの価格が1ヶ月で30%跳ね上がった。このトヨタの計画によれば、2030年までに550万台の電気自動車を販売するというこれまでの路線を維持するということだが、その計画はこの代替の結果その車がより安価になれば間違いなく達成され得る。




<コメント紹介>
コメントは全部で57件でした。そのうち6件を紹介します。
「テスラのモデルSにはレア・アース使用量ゼロのAC誘導モータが使われているよ。」
トヨタは電気自動車を作らないわよ。プリウスっていうのは、なんちゃって電気自動車よね。」
「そのバッテリーっていうのは、どいつもこいつも全て水銀のような重金属を含んでいるよ。電気バッテリーは、環境にとっては悪夢だね。」
「電気自動車やハイブリッド車が流行っているけど、それらはいつかは姿を消すよ。」
「全てのバッテリーは未だにレア・アースを使っているよ。」
「地球という惑星を金星のようにするには、太陽光に力で10億円かかるけど、地球を人々が住める町するのは1000年以下で可能だよ。」

<所感>
コメントを見る限り、いろいろな見方をする人がいらっしゃるようです。中には意味の解らないことを書いている方も居ますが。
 ハイブリッド車で名を轟かせたトヨタですが、今後は電気自動車にも注力していくのでしょうか。世界の潮流を考えると、トヨタもその方向に向かっていかざるを得ないかも知れません。