武豊でEMダンゴ投げ

今日は連休最終日であり、海の日でもあります。
知多郡武豊町の堀川(武豊高校南側)で、行事がありました。

武豊エコクラブ主催の「EMダンゴ投げ」が行われました。
川をきれいにする活動ですが、おまじないではありません。
科学的にかなり実証されています。

実は私も武豊エコクラブの会員です。理事ということになっています。出席率は決してよくありませんが(^^;

EMとは、有用微生物群(Effective Micro-organisms)の頭文字です。EM菌という名前の単独の菌は存在しません。
1982年に琉球大学農学部の比嘉照夫教授(現職:名桜大学教授)が、この微生物複合培養技術の基礎を確立されました。農業分野だけでなく、環境保全分野にも広く波及しています。

そして手順は
①EM原液を培養して活性液作成。
②活性液を土に練込んで数cmのダンゴ作成。
③数日以上しばらく発酵させる。
④皆で川や池に放り込む。
⑤水がきれいになる。
ということです。
つまり本日のイベントは、この中の④にあたります。

10時頃、子供たちが集まってきました。
そして武豊エコクラブの鈴木会長あいさつ
玉貫区の区長、町の環境課の方々など、来賓も数名いらっしゃいました。

始ダンゴ式(始球式ではありません)

そして、みんなで次々に投げ込みました。何と4000個ありましたが、皆で力を併せて次々に放り込んだら、あっと言う間に終わりました。



最後にEM活性液を流し込みました。

こうしてこの堀川がきれいになり、一昨年や昨年に続いてアユが溯上してくれることを願っています。
そして次世代を担う子供たちには、環境を守ることの大切さを、ずーっと忘れないでほしいと思います。