世界は環境問題をどう見ているか(51)

Snow, Ice, Brutal Temperatures to Grip the Midwest and Northeast
氷と雪を伴う厳しい寒波が中西部と北東部へ到来

 9月に50回を達成したところで、このコーナーは3ヶ月ほど休んでしまいましたが、これから再開します。
 今回は、米国の天候の話題です。日本では、11月に東京で積雪があったことが騒がれていましたが、ここ最近はそれほど冷え込みは厳しくないです。でも米国は、中西部から北東部という広い範囲で寒波に襲われているようです。出典は米国Yahooです。

https://gma.yahoo.com/snow-ice-brutal-temperatures-grip-midwest-northeast-154104862--abc-news-topstories.html#

2016.12.15

<本文要約>
極低温と雪と氷を運んでくる北極の前線が、この国の広い範囲で包み込んでいる。
カリフォルニアからメーンまで30の州では今朝は冬型天候の警報が出ており、気温は一日中冷え込んで北東部の都市では金曜日までは13〜19℉(約7.2〜10.6℃)に達すると予想されている。冷たい風が体感温度を下げて予報では20〜30℉(約11〜17℃)下がるとのことである。
ABCニュースの気象学者らは西からの冬の嵐のモニタリングもしているが、それは多量の雨、雪または氷を運んでくると予想される。嵐はオレゴン州ポートランドを襲い、それが今日は雪と氷を伴い、フッドのスキー場近くで2ヶ所の雪崩を引き起こしている。
ポートランドでは雪は止んだが、凍結した路面状態が朝の通勤に影響を及ぼした。」とABCニュースの気象学者マックス・ゴレンボ氏は述べた。
嵐は金曜日の午後まではミネソタ州を襲い、金曜日の夜から土曜日までは北東部に落ち着くと予想される。ミネアポリスからデトロイトそして北東部にかけて、雪は10インチ(約25cm)は積ると見られる。
「ニューヨークやボストンのような都市部でも、1〜3インチ(約2.5〜7.5cm)積もるだろう。」ゴレンボ氏は語った。今日の午後から金曜日の朝にかけてカリフォルニア州の北部から中央部にかけて豪雨による洪水警報が発令された。

<コメント紹介>
 コメントは全部で295件でした。6っつほど紹介します。

地球温暖化はどこへ行ったんだよ。早くやって来てよ。ミシガン州より。」

「ショックだよ。こんな天候、今まで経験したことがないんだから。」

「これはロシアの仕業に違いない。」

「もっと地球温暖化になることを望む。毎年、寒波は暑さや干ばつよりも多くの犠牲者を出しているんだよ。」

「国際エリートやリーダーたちは専用ジェット機で海外へ高飛びして、別の世界気候サミットに出席して、米国から100億ドルも拠出することにしたらしいよ。」

「世界的な寒波は一時的なものだろ。温暖化はもっと長いスパンで将来的に負の影響をもたらすんだ。」

<所感>
 ある人が言っている“世界気候サミット”とは、昨年パリで開かれたCOP21のことでしょう。温暖化が世界的に問題になっているのに、こんな寒波が訪れることもあります。とにかくこのあたりに住む当事者たちは大変でしょうね。
 日本はどうでしょうか。予報によれば、正月は平年並みかまたはやや暖かいようです。