JICA研修生の方々と交流

今日は独立している技術士の会合があり、そのあと飲み会になった。その飲み会にはJICA(国際協力機構)の方々も参加された。

その中には、はるばる他国から勉強しに来ている研修生の方も多くいらっしゃった。私は英語はそれほど苦手ではないので、数人と話をした。そうは言っても建設技術者が多くその分野の専門用語は聞き取れないことが多かった。

フィリピンや他のアジアからの研修生の話によると、都市の川は汚れていて汚いそうだ。経済政策が最優先で環境政策が後回しになるというのは、40年前の日本と同じであり、ある程度仕方のないことかもしれない。しかしそれによって人々の健康が脅かされている。いずれ環境保全への投資も必要であることに気がつく日が来るのだろうか。

その後日本は徹底的に公害防止技術を磨き、現在では世界でトップクラスの環境保全技術を有している。でもここで「日本に学んでほしい」というような傲慢なセリフを吐くと、彼らに反発されるだろう。だからもっとソフトに、彼らの言い分にそっと耳を傾けるような気持ちで、日本の環境技術がお役に立てるような取り組みができると良いと思った。