ISO新規格(エネルギーマネジエントシステム)50001

連休前に、一冊の本を買った。

今年中に発行される予定の、ISO50001の解説書である。名古屋のある大手の書店の店頭に、平積みになっていた。よく売れているようだ。私も思わず買ってしまった。
本日は連休最終日であるが、ほぼ読破した。

私はISO14001の審査員の資格は持っているし、その審査の場面にも何回か行っているので、それと比較することになるが‥‥。

似ているところは多い。法的その他の要求事項、コミュニケーション、力量及び教育訓練、運用管理、内部監査など‥‥。初回認証審査が2段階であることや、3年ごとに更新審査を行うことも14001と同じである。

違うところは幾つかある。たとえば”4.4計画”のところで「エネルギーレビュー、ベースライン、パフォーマンスインディケータ」など、さまざまな使用エネルギーの種類と量を数値的に把握し分析するのである。位置づけとしては、ISO14001の”環境側面”がこれに似ている。

省エネは省コスト、省資源、そして温暖化ガス削減など、採用する企業にも地球環境にもメリットは大きい。

水質浄化だけでなく省エネも自分の得意分野である。いずれISO50001取得コンサルタント、審査員などでお役に立てる日が来るかもしれない。しっかり勉強しておこう。