今年の反省と気づき

平成23年も、残すところあと一日となった。
振り返ってみると、技術士業務及び技術士会業務、いずれも反省点は多い。でもそれなりに収穫はあった。技術士会の重要な役職の拝命、ISO14001審査員やエコアクション21コンサル、海外業務(日韓技術士会も含めて)、若手技術士3名による新たなセミナー立上げ、同友会活動、地元の水質浄化ボランティアグループなど多くの場面で新たな人脈もでき、それが大きな財産となった。

そして、今年の「気づき」として最も大きかったのは‥‥。
初めての顧客の場合、受注したら、先方の要望レベルや受注金額に応じた仕事をしてはいけないことが判った。相手の期待を大きく上回るアウトプットを出せば「ほーっ。ここまでやってくれたのか」と感動していただけることが多く、それがリピート受注につながるのである。独立して3年半以上経過したが、今でもリピートで受注していただいている顧客は、いずれも初回にいい仕事をしている。そんなことに今更ながらに気がついた。一回限りで終わった顧客に対する仕事は、その頃は必死で夢中で取り組んだが、今その報告書などを読み返すとごく平凡で、決して質の良いアウトプットではないことに気がついた。もっと早く気がついていれば‥‥と後悔している。

今年一年、このブログをご愛読していただいた皆様、ありがとうございました。
特にコメントいただいた方々には深く感謝申し上げます。来年もよろしくお願い申し上げます。