シンガポールにて

やってきましたシンガポールです。

NEWater(ニューウォーター) Visitor Centreを見学しました。
ここでは、高度な技術で下水を処理して、きれいに浄化しています。
日本にも同じようなプラントはありますが、これほど大規模な施設はありません。生物処理に膜処理技術を組み合わせていますが、その膜処理技術も2種類のものを使い分けて、飲めるくらいきれいな水になっています。そこには日本の膜技術も採用されています。
シンガポールの全水道のうち約4割が、このシステムによって賄われています。日本のような水資源が豊富な国とは違い、水道水の確保は国家的重要課題なので、50年ほど前からこのようなプロジェクトが進められて来ました。最後にペットボトル入りの水を見学者たちに配っていただきました。ここで製造された水です、普通に飲めるし、なかなか美味いです。

また7/8〜7/11は、同じくシンガポール内でSIWW2018(Singapore International Water Week 2018)をやっていたので、視察しました。日本語にすれば「シンガポール国際水週間」になりますが、実際には「水に関する技術の国際展示会」と言った方が判りやすいです。国が変われば、必要とされる技術も違ってきます。技術レベルの高さを競うというよりも、日本人では思いつかないようなユニークな技術が展示されているところがあり、なかなか面白いです。

それ以外にも、観光やグルメを楽しみました。NEWaterからSIWW会場まではタクシーで移動しましたが、ある金髪の白人女性と同乗させていただき、それも楽しかったです。

明日、帰国します。