愛知県技術士会の講演会

愛知県技術士会の第2回例会として講演会が開かれました。
「持続可能な社会をつくる人づくり」という題目で環境省中部環境パートナーシップオフィス・チーフプロデューサーの新海洋子先生にご講演いただきました。

我々技術士は個々の環境保全技術については個別に深く精通しているところはありますが、こうした将来的そして総合的な視点からの環境教育についてはまだまだ学ばなければいけないことが多いとと感じました。

持続可能な開発のためには、一人ひとりが世界の人々や将来世代、また環境との関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革することが必要とされており、そのための教育が「持続可能な開発のための教育/持続発展教育(Education for Sustainable Development「ESD」)」であるとのことでした。

この取り組みの重要性は日本の教育会でも少しずつ認知されるようになり、環境保全や資源過剰利用の抑制の視点とともに、全ての人への質の高い教育が必要であるという認識が拡がってきたそうです。
そして来年、この持続発展教育(ESD)に関するユネスコ会議が、2014年11月10〜12日に名古屋で開かれるそうです。

質疑応答も、盛り上がりました。15分も延長してしまいました。

新海先生ありがとうございました。貴重な学びを得ることができました。