10月19日から21まで、日韓技術士交流会が開かれました。両国の技術士の友好を深めるため、場所は日本または韓国で交互に開催されており、今年は日本の四国の松山市でした。

19日の前夜祭に続き、20日はメイン行事が続きました。

まず1枚目の写真ですが‥‥.
午前中は両国会長や来賓の挨拶に続き、基調講演が行われました。大会テーマは「日韓両国に影響する危機管理対策と技術士の役割」だったのですが、金在権氏は4月16日の起きたセウォル号沈没事故のことを話されました。事故に至った経緯や要因を多角的に詳細に分析し、無理な構造、過積載そして乗組員の訓練不足などが304名もの命を奪ったと、無念の思いを込めて迫力のある講演でした。どんなイベントでも基調講演は一般論に終始することが多いのですが、この講演は大変聴きごたえのある素晴らしい話でした。午後は各小テーマごとに分かれて分科会が行われました。

2枚目の写真は、有名な道後温泉です。分科会が終わって晩餐会までかなり時間があったので、入浴しました。入浴料は410円ですが、さらに60円追加すればタオルと石鹸を貸してくれます。もちろん中で写真を取るわけにはいかないので、看板だけ紹介します。

3枚目の写真は晩餐会の様子です。いろいろなアトラクションに続いて、日韓の技術士やその奥様方のコーラスが行われました。大変有意義でした。

最終日の今日21日は研修視察ツアーでした。三浦工業北条ボイラ工場、民芸伊予かすり会館、松山城などを見学しました。どれもとても良かったです。