産学官セミナー

昨日、産学官セミナーが開かれました。
講演者や来賓などを含めると80名を超える多くの方々にお集りいただきました。

主催は公益社団法人日本技術士会ですが、今回は名古屋で開催するため愛知県支部が主体となって準備を進めました。

日本化学会会長で中部大学教授の山本尚先生のご講演は、聞きごたえがありました。題目は「分子が開く破壊的イノベーション」で、化学的専門性の高い部分は難解でしたが、他の部分は判り易く解説していただきました。応用から基礎へ向けた課題追求型の取り組みは、日本人の気質に合い、しかも成果の期待できる方法であるということ、そのおかげで日本からはこれまで多くのノーベル賞受賞者が輩出しているとのことでした。

そして原嶋様によるご講演のあとパネルディスカッションでした。これについては様々な意見は出ましたが、技術士としてはこれまで以上に積極的に産だけでなく官や学へもアプローチすべきとの方向で収束しました。

大変得るものの多い充実したセミナーでした。