ウラジオストクの劇場にて

今週はロシアのウラジオストクです。
一年半ほど続けてきた技術指導プロジェクトも大詰めです。
小さな残課題が幾つかあり、それぞれ提案書を提出しました。それなりに役に立ったようです。

そして今夜は、国立沿海オペラ・バレエ劇場に連れてっていただきました。男女合わせて38名の混声合唱団のコーラスと、オーケストラを鑑賞しました。なかなか良かったです。この劇場には他国の政界や財界の要人が夫人同伴でよくいらっしゃるそうで、このようなイベントを堪能されているそうです。自分はそのような一流国際人には程遠いですが、せめてこのような芸術を少しは理解できるようになって「今宵は素敵だね」と隣に座った誰かと囁き合えるようになれるといいです。


そうは言っても、技術士仲間と飲みながら将来の技術を語り合ったり、経営者仲間と飲みながら経営談義をしたり、地元民と場末カラオケ屋でマイクを奪い合ったりする自分も大切にしていきたいです。多くの仲間に支えられているおかげで、こんな自分でも生きていけるのですから。

数日前、同友会のある青年イベントに顔を出したのですが、そこでは何と”狂言”鑑賞しました。なかなか味わいがあり、面白かったです。狂言師による解説はとてもわかりやすかったですが、伝統芸能にかける熱い思いも伝わってきました。

世の中には自分の知らない世界がまだまだたくさんあります。